報恩講って何?

明日からお七夜さんだー!!

何食べようかなー♪唐揚げとー、たこ焼きとー♪

もりちゃん、お七夜さんって何か知ってる?

え?高田本山であるお祭りでしょ?

屋台がいっぱい出て、いろんなものが食べれるお祭り!

あー、うん。そうなんだけどね。それだけじゃなくて・・・

なに?まだほかにもたべれるものがあるの?

・・・食べ物から離れようか・・。

報恩講っていうのはね。

 報恩講とは、真宗の教えを開かれた宗祖親鸞聖人の九十年のご生涯のご遺徳を偲んで、報恩謝徳申し上げる集いです。お念佛をいただくものにとっては、一年で最も重要な仏事です。本山では毎年、御正忌報恩講を一月九日から十六日(聖人のご命日、旧暦では十一月二十八日)まで七昼夜にわたってお勤めすることから「お七夜さん」とも称して昔から大切に勤められてまいりました。また、一般の末寺では、「お取り越し」とか「お引上げ」といって、本山のお七夜までに報恩講を勤める習わしとなっております。地域によっては、それぞれの家庭や地域単位で報恩講が勤めらるところもあります。

 報恩講は、親鸞聖人の「恩徳讃」(『正像末法和讃』)に説かれる、「如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も骨を砕きても謝すべし」という、知恩報徳のこころによって勤められる仏事です。「報恩」とは「恩に報いる」「ご恩返しをする」ということであります。「講」には「心を同じくするのが、一つのところに集う」という意味と、もう一つは「義(意義、意味)を論ずる」とか、「義を聞く」という意味があります。この解釈を二つ併せて考えますと、「報恩講」とは、ご開山親鸞聖人のご恩を確かめさせていただき、そのご恩に報いる道は何かと、いま一度考えさせていただく大切な場であります。お寺で報恩講が勤まる時には、こぞって参詣し、最後まで聴聞しましょう。

 

過程で迎える報恩講

 

 昔から親の法事よりも報恩講は一層大切に勤めさせていただくことであると教えられています。ぜひご家庭でも、お手次の住職をお招きして報恩講をお勤めください。なお、報恩講には朱蝋(朱色の蝋燭)を用います。

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