降誕会とは?

​もりちゃん!真宗の御開山聖人って知ってる?

知っとるし!!親鸞聖人やろ!歴史の授業で習ったし(`・∀・´)エッヘン!!

​正解!!じゃあ、親鸞聖人の誕生日って知ってる?

・・・( ^ω^)ん?・・・

・・・知らん。・・・そんな昔のひとの誕生日なんてわかるん?

わかるんだよ。親鸞聖人のお誕生日は、5月21日っていわれててね。

親鸞聖人のお誕生日には、ご開山聖人を讃仰し、尊いお念仏の教えに遇わせて頂いた喜びを慶祝する降誕会ってのが勤まるんだよ

へー!要するにハッピーバースデートゥーユーってことやね!

ま、まあ、ざっくりいうとそういう事かな・・・

この法会は5月21日、宗祖親鸞聖人のお誕生日に勤められる法会です。

 真宗の教えを開かれたご開山聖人を讃仰し、尊いお念仏の教えに遇わせて頂いた喜びを慶祝する法事として、立法寺に於きましても当日の午前9時より、勤修致しております。

 親鸞聖人は承安3年(1173年)に、京都は日野の里でお生まれになりました。

幼い頃、ご両親に別れられた聖人は、混迷極める社会情勢の中、比叡山で20年間修行を重ねられましたが心の迷いが晴れる事はなく、ついに法然上人のもとをたずねられて、お念仏の教えに帰依されたのでした。

 それから60年、越後、関東と移られながら常に教化に尽くされ、晩年は京都にお戻りになって『顕浄土真実教行証文類』を始めとする多数の著作を残されました。

 幾度もの苦難の中、まさに命を懸けて、真実の教えをお伝えになったのです。

 親鸞聖人の著された『浄土高僧和讃』に次のような一節があります。

   昿劫多生の間にも   出離の強縁しらざりき

   本師源空いまさずば  このたびむなしくすぎなまし

 「 久遠の昔から幾度となく生まれ変って、この世に生を受けた間にも、

   煩悩の束縛から解き放つ強力な働きかけを知らずに過ごして来た。

   わが師 源空上人(法然上人)がおられずしては、

   今この生涯も、空しく過ぎてしまったことであろう。       」

 

 聖人29歳の時、法然上人と吉水でお出会いになった事は、その後の念仏者としてのご生涯を決定した大きなご縁であり、生涯 法然上人の弟子として、讃仰されておられたお姿が、この和讃からも味わうことが出来ます。

 私たちにとっては、この和讃の「源空上人」の箇所を、そのまま「親鸞聖人」と味わい、奉る事が出来るのではないでしょうか。

 

 いったいどうのようなご縁によって授かったかわからない、念仏の教えですが、親鸞聖人とのご縁がなければ今こうして聞く事もなく、生き方を見直す事もなく、ただ空しく一生を終えていたことでありましょう。

 

 不可思議な阿弥陀如来のご縁を只々仰ぎ聴聞しつつ、親鸞聖人のご功績を讃じ、これからもお勤め続けたいものであります。

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