讃佛会ってなに?

暑さ、寒さも彼岸まで!やっぱりお彼岸はいいね♪

​休日やし、どっかいこうかな('◇')

ちょっとまったー!!もりちゃん、今日は讃佛会がある日だよ!

え?何、讃佛会って?せっかくの休みなんやから遊ぼうよー!

いやいや!お彼岸っていうのはいい気候のときに遊びに行こうってお休みじゃないんだよ?

​じゃあ、お彼岸って何なん?ご先祖様が返ってくる日?

それもちがうんだ。

ご先祖様が返ってくるって宗派もあるんだけど、高田派ではね?

この法会は、日本の仏教行事の一つですが、印度、中国には見られない法会であります。

ずっと昔、関西の人々が彼岸のお中日に真っ赤に燃えて真西に沈む太陽に手を合わせ、西方浄土を願うお念佛の声が広がったとも言われています。春分、秋分の日を中心に前後一週間は暑からず、寒からずの好季節で聞法にも最適でお浄土を偲ぶにふさわしい時期でもあります。

お釈迦様は『仏説観無量寿経』の中で苦悩する韋提希夫人に、「日暮れに、西の空に沈んでいく太陽を見て、太陽の沈む彼方に浄土ありと思い、すべてを包み込んでいく彼方の国こそ、ものすべて安らぐ世界であると思いなさい」と説かれました。

又、善導大師も「この日、太陽は真東より昇り、真西に沈む、その日の沈む彼方、十万億の仏国土を過ぎて、阿弥陀如来の浄土はまします」と仰せられました。ところが、ややもすると日本人は、「暑さ寒さも彼岸まで」との諺から彼岸が季節をあらわす言葉であり、先祖供養の日であると、お墓参りをされるのが現状ではないでしょうか。けれども、私たち真宗高田派では彼岸会を讃佛会と呼びその本来の意義目的を強調しています。讃佛とは佛徳讃嘆の意味であります。ほとけの光に照らされた時、煩悩一杯のこの身が浮かび上がり、救いようのないこの私を、弥陀の誓願により此岸(苦悩の多いこの世)から彼岸(弥陀の浄土)に仏力に乗じていただける事に感謝するのです。

親鸞聖人が生涯、命をかけて求められた、「生死いづべき道」即ち「お念佛」を深く味わっていただき、聞法を重ねる事こそ大切であります。

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